こんにちは!
「とっとり115フェア」が始まり、今日で2週間!
皆さんは何店舗のお店をまわりましたか??
このフェアは、実力派シェフたちが腕を振るった厚肉しいたけ料理を
県内26店舗で食べれる期間限定(1/15~2/14)の特別フェアです♪
この機会に原木しいたけ”とっとり115”を存分に堪能してくださいね
ところで、その原木しいたけはいったいどんな人が、どんな場所で生産しているのか知っていますか~??
と、いうことで!!
この度は原木しいたけ115を栽培している、生産者の方を訪問してきました!!
今回ご紹介するのは、鳥取市青谷町澄水(すんず)の
長谷川和郎さんと尾崎信幸さんです
左から、生産者の長谷川さん、 きのこセンター普及員の西澤さん、
同町生産者の尾崎さんです。
まずは、柵で囲われたビニールハウスの中へ!!
この辺りはイノシシ出没域で、ハウスの下部が掘りまわされたりするそうです
長谷川さんは約1,150本のホダ木をハウスの中で管理され、
ここの他にも、山にはさらに8,000本ほどあるのだとか。
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お父さんと奥さんと、3人で原木しいたけを生産している長谷川さん
仕事を辞めて、2011年にハウスを建て、本格的に原木しいたけの栽培に踏み出したそうです
「父親やこの地域の人が守ってきた山や土地を
誰かが面倒みていかないといけんなぁと、思っていた。」
「結構原木ってそこらじゅうの山にあるんだで!」
長谷川さんは、地域の人から許可を得て、原木に使う木を切らせてもらっているそうです
山から木を切り出すということは、山の中で車が動ける作業道をつけなくてはならないということ
地域の人の理解があって、初めて他人の山に道を入れることができる
原木しいたけを作りながら、地域の山を守り、地域の人に支えられて仕事が成り立っているんですね
ところで、ご存知な方もいらっしゃると思いますが、
とっとり115は超厚肉~なしいたけです
とっとり115の一番成長する温度と湿度を保つため、
小さな芽にビニールキャップをかけてあげます。
ひとつひとつに袋をかけて
丁寧に育てています
芽が出てから収穫までは、約20日から30日
大きくなるまでとっても時間がかかります。
裏から見るとこんな感じです。
一番高値のつくしいたけ「鳥取茸王金ラベル」は、
ほんのわずかだそうです。
ハウスのちょうど奥の山に、
同町生産者尾崎さんのホダ場があるというので、
雪の中を歩いて向いました
木々の間からほどよい木漏れ日が差しています
きのこが発生しているホダ木には、寒さからきのこを守るため、
ビニールの覆いをかけています
ビニールをはぐってみてみると!
大きいのがあった!!!
他にも小さな芽がたくさん出はじめています
極寒でしたが、寒いときほど厚肉のしいたけに育ちます
もうまもなく、収穫を迎えます☆
長谷川さん、尾崎さん お忙しい中有難うございました!!
鳥取県では多くの生産者の方がとっとり115を栽培しています
みなさんシーズンの今、大忙しで厚肉しいたけを収穫していますよ!!
原木しいたけを口にした皆さんが、
奥深い自然の恵みと
てまひまかけて育てる生産者の愛を
感じてくださったら嬉しいです
鳥取市青谷からのリポートでした
by.研究所MW