本日は、平成27年度 きのこ栽培担い手養成研修生の修了式が行われました。
担い手養成研修とは、平成17年度からシイタケ栽培の実践的後継者を養成するために、日本きのこセンターで1年間のシイタケをはじめとするきのこの生産指導を行う研修制度です。
今日は、宮崎県の都城からのO(オー)研修生の修了式です。
無事に研修を終え、当財団理事長より修了証書が授与されました
O研修生の実家では原木シイタケを主として大規模にきのこを栽培しています
宮崎に帰って、家の後継者として生産現場にはいるO研修生へ
理事長よりお言葉をいただきました
「これからの原木シイタケ栽培の未来は決して明るいとは言えない。
決して、震災前と同じ状況に戻ることはないでしょう。
しかし、”量よりも質”を大切にする時代が来ています。
このことを心に留め、一重に栽培に打ち込み、新たな原木シイタケの未来を築いていってほしいと思います。」
1年間、きのこ栽培の基礎から、研究現場、生産現場での学びを深め
初めて住む土地での生活、人との出逢いなど、
様々なことを吸収したと思います。
いつか立派な生産者の一人となったとき
この1年間の研修が
その大切な一歩になっていたと思い起こしてもらえることを願っています。
これからも応援しています!!!
ご両親も宮崎からお見えになりました。
実は、お父様も当財団の「日本菌類専門学校」の卒業生だったそうです
人から人へ
研究員、普及員、たくさんの人の想いをのせて
原木シイタケ業界を担う一人として 立派に頑張ってください!!!
本日は、本当におめでとうございます!!
研究所.WM